谷瑞恵『がらくた屋と月の夜話』


谷瑞恵さん著『がらくた屋と月の夜話』です。
ベストセラー『思い出のとき修理します』の著者・谷さんの2冊目の単行本ということで、文庫シリーズとは少し違う雰囲気で、さらにたくさんの人に手にとっていただけるような楽しい装丁にとのこと。登場するがらくたたちが愛おしくなる、読んだあと日常がほんの少しキラキラして見えるようなやさしい物語で、このがらくたひとつひとつをかねてからファンのイラストレーター中村佑介さんに描いていただけたらきっと素敵な装丁になる…!と思い、是非にとお願いしたところ幸運にも願いが叶いました。冴えない毎日を送るOLつき子、昼と夜の街、日常と非日常、出会う人々等々…が交差して、お店のがらくたから物語が溢れ出す世界を魅力的に描いていただきました。隅々までくまなく眺めては小さな発見をして楽しくなります(画像クリックで、帯無しの拡大画像が見れます。つき子の黄色いパンプスがかわいいです)。

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別丁扉です。画像では伝わりにくいですが、ヴィンテージゴールドという、片面キラキラしたクラフト紙にしました。

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章扉は、物語を売る店なので「夜空の吊り看板」のイメージでレイアウトしました(※印刷ミスで、看板を吊っている2本の点線が途中で切れてしまっていますが、本来は繋がっているイメージです)。是非、読んでる間や後もカバーを眺めて、より物語を楽しんでほしいです。8月1日発売。

幻冬舎 / 2015
illustration by 中村佑介 yusukenakamura.net
book design
[ポートフォリオ/本