魅惑の猫物件
茶トラと茶トラ

5年前物件を探していた時、ペット可マンションが会社の近くにあったので見に行ったら茶トラが出迎えてくれました

DiMAGE Xi
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猫立て
ちびぶち

DMC-LX1 ZZZ
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WILD LILY TEA ROOM TEABOOK
tearoom card

NYチェルシー地区にあった「Wild Lily Tea Room(野蓮茶屋)」のショップカードです(ロゴは書家の方作です)。

大学のsenior project(卒業制作)で、曼荼羅をざっくり紹介する小さな本を作ったのですが、その卒制展をたまたま見た台湾出身のオーナーさんから連絡をもらったのがきっかけで、近々オープン予定だった彼女のお店のショップカード、ラベル、メニューブックなどデザインしました。日本の大学ではどうなのかわかりませんが、NYの大学の卒制展ではすぐにでも仕事を依頼してもらえるよう、作品の脇に自分の名刺を置くのです。曼荼羅本をいたく気に入ってくれたとのこと、実際会ってお互いすぐに意気投合し、とにかく自由に楽しく制作させてもらいました。

オープンしたティールームは、コンクリ打ちっぱなしの空間に絵画や陶器などがあり、小さな池には金魚が泳いでいるような、大人っぽくもありかわいくもある、居心地のよい大好きなお店でした。オーナーさんが世界中をまわってセレクトしたお茶もとても美味しかったです。ミュージシャンのビョークも良く来ていたそんなティールームですが、家主と家賃の交渉がつかず(当時のNYの賃料は異常なほど高騰してたのです)2006年に閉店したのでした。

www.wildlilytearoom.com

手作りしたメニューブックです。デザインというより内職のような感じです。お店で販売もしてたので、日本に帰ってからも定期的に作ってはNYに郵送してました。

teabook

カバー。毎回いろいろな和紙探しが楽しかったです。

teabook

お店のお茶の葉を薄い和紙で作ったポケットに入れてます。開いた時の香りが良いです。日本ではお馴染みの玄米茶を入れると「ポップコーンが入ってる!」と喜ばれました。

teabook

左上の怪しい丸は曼荼羅本を作ったときの名残です。くるくる回して遊べます。この円の中の切り抜きが大変でした(クリックで拡大)。

teabook

ページの端は断裁せず、袋とじのような仕様(クリックで拡大)。

全ページがお店のサイトに掲載されてました。
・Tea Menu & About Tea

Wild Lily Tea Room / 1998
card, package, menu design and book binding

[ポートフォリオ/その他
闇夜に猫
偽リオンとトラ

偽リオンとトラ、ホラー風です。遠近感がおかしなことになってます。

DMC-LX1
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年中眠い
お母さん猫

1階の弁護士先生の車でお休み中のお母さん猫です。
初めて見かけたのは確か6年前で、この界隈の猫はほぼ彼女の子どもというくらい、たくさんの子猫を育て上げてきたので「お母さん」と呼んでます。地域猫として手術を受けてからはまるで猫が変わったようによく甘えてくるようになり、すっかりおばあちゃんぽくなってきた背中を撫でると足をふみふみ、をえんえん繰り返すのが日課で、帰りがけに出会うとなかなか帰れません。

DMC-LX1
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ANNA BAYLE LOGO & LIPSTICK PACKAGE
ANNA BAYLE LIPSTICK

大学在学中、ロゴデザインの授業でクラス内コンペがありました。
プロフェッサーの知人でフィリピン出身の元モデル、アナ・ベイルさんが新しくコスメのオリジナルブランドを起ちあげるため、ブランドロゴと第一弾商品のリップスティックのパッケージデザインを募集するというもので、採用案には学生には大金の賞金500ドルを授与、うまくいけば商品化に採用という内容でした。生徒には最高の実践課題になるし彼女もデザイン費がおさえられる、これは一石二鳥となったようです。

そしてアナベイル本人とディレクターのドラッグクィーンのような大きな男性がクラスにやってきて、「昨今のNYのコスメトレンドはシンプルでシックでクールなものばかり、そんななかで私たちはもっと強くカラフルにグラマラスにゴージャスにパッショナブルに、そう彼女の出身地フィリピン、南国のパッションを持ち込みたいの、それがこのブランドの一番大事なことよ、パッション!!!」と身振り手振りふまえ、ブランドコンセプトを熱弁されたのでした。

というわけで、必然とプレゼン当日に提出されたほとんどの案がカラフルで華やかで力強いものでひしめきあう中、わたしはクライアントの要望とは真逆の、当時のルームメイトのアドバイスでシンプルで高級感があるものを意識した、クロコダイル革の凹凸のある漆黒の紙にシルバーのロゴ、というアイデアを提出しました。どうせ選ばれないだろうし自分がいいと思うものを作ろうと、はなからクライアントの意向を無視したのです(今ではありえませんが…)。後日、本人とディレクターがクラスに来訪、採用案を発表しました。

ま、まさかの私案が採用されたのでした。「カラフルにと散々言ったけど、こうして見るとやっぱりシンプルなものが際立っていて一目見て気に入ったのよ」とのこと。「顔は左右対称、このロゴも左右対称、コンセプトが素晴らしいわ」とも言われ、全く考えてなかったコンセプトまで後付けしてもらいました。なるほど…。

それから商品化に向けてのやりとりが始まり、プレス用キットを毎回手作りで作ったりと学生ながら初めて仕事としてデザインを担当し、手探りながらとても勉強になりました。交流はいまも続いてます。

その後、そのプロフェッサーの授業を受けた友達から「あるコンペがあって、クライアントがものすごく熱弁した要望と真逆のものをひっそりつくってきた生徒の案が採用されたことがある。時には要望と真逆のものをつくって目立つのも手だ」と、ひとつのデザイン術として先生が話をしてたと聞きました。わたしは単に何も考えてなかっただけですが…。

この写真は商業写真のクラスで撮ったものです。箱のクロコダイル革のテクスチャーがつぶれてしまっていて商品写真としては失敗ですが、当時の思い出が甦ります。

www.annabayle.com

ANNA BAYLE Inc. / 1997
logo and package design
[ポートフォリオ/その他
ピーコと呼んでます
ピーコ
ピーコ

と、数年前に父より届いた写真です。
裏手がすぐ山で、戸や窓などを年中開けっ放しのすきまだらけの家だからか、これまでいろいろな動物がよく家の中に迷いこんできました。鳥、こうもり、蛇、むささび(!)までもが。この野鳥もそうです。しばらくしてピーコは元気になり山に帰って行きました。そんな野性味あふれる田舎の家も、いつもいてくれた祖父もいなくなり、ここ数年は物騒になったためどこもかしこもきっちり戸締まり、モニター付きインターホンをつけるまでになり、帰省する度、ぴしっと閉ざされている佇まいに寂しさを感じます。

カメラ不明
[雑記
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